骨盤の痛み
骨盤の痛みについて
骨盤の周辺に痛みや違和感が長く続く場合、慢性骨盤痛症候群という状態が関係していることがあります。
症状の出方には個人差があり、軽い違和感だけの方もいれば、下腹部、陰茎、会陰部、足の付け根あたりに鈍い痛みや不快感が続く方もいます。
また、頻尿、残尿感、尿が出にくい、排尿時の違和感などを伴うこともあります。
慢性骨盤痛症候群は、若い方にもみられることがあります。痛みが長引く場合には、前立腺や膀胱、尿路の病気が隠れていることもあるため、自己判断せず泌尿器科で相談することをおすすめします。
骨盤の痛みの原因
慢性骨盤痛症候群の原因は、まだはっきりとは解明されていません。
膀胱、前立腺、尿道などの炎症や感染、骨盤周囲の筋肉の緊張、神経の過敏性など、さまざまな要因が関係していると考えられています。
また、長時間のデスクワークや座りっぱなしの姿勢、ストレス、疲労、運動不足、体の冷え、過度な飲酒などによって、症状が悪化することもあります。
骨盤の痛みは、尿路感染症、尿路結石、慢性前立腺炎、膀胱痛症候群、性感染症などが関係している場合もあります。
骨盤の痛みの検査
慢性骨盤痛症候群の診断では、似たような症状を引き起こす他の病気が隠れていないかを確認することが大切です。
まずは問診を行ったうえで、必要に応じて尿検査、血液検査、腹部超音波検査、CT検査などを行います。
骨盤の痛みの治療
慢性骨盤痛症候群の治療は、症状の程度や原因として考えられる要因に応じて行います。 痛みに対しては薬による治療を行い、必要に応じて生活習慣の見直しも組み合わせながら、症状の改善を目指します。 過度な飲酒や喫煙、体の冷え、睡眠不足、長時間の座位などは症状を悪化させることがあるため、日常生活の中で注意することも大切です。 症状が強い場合や治療に難渋する場合には、必要に応じて適切な専門医療機関へご紹介いたします。
陰部の痛み
陰部の痛みについて
陰部の痛みを引き起こす原因はさまざまで、膀胱炎、尿道炎、性感染症、前立腺炎、精巣上体炎、尿路結石、皮膚の炎症などが関係していることがあります。
特に多い症状の一つが排尿時痛で、尿をするときに尿道がチクチク痛む、しみる、違和感があるといった症状を訴える方も少なくありません。
性感染症が原因の場合には、パートナーに感染する可能性があるため注意が必要です。
陰部の痛みが続く場合や、排尿時痛、尿道からの分泌物、発疹、発熱、精巣の腫れなどを伴う場合には、自己判断せず早めに泌尿器科へご相談ください。
陰部の痛みの原因
陰部の痛みは、さまざまな泌尿器科疾患や感染症、皮膚の炎症などでみられる症状の一つです。
痛みが続いている場合には、尿検査、感染症の検査、超音波検査などを行い、原因となる病気を確認することが大切です。
陰部の痛みを引き起こす代表的な病気には、以下のようなものがあります。
原因によって治療方法が異なるため、自己判断せず、泌尿器科で原因を確認することが大切です。
陰部の痛みの検査
陰部の痛みの原因はさまざまなため、症状の程度や考えられる病気に応じて、視診・触診、尿検査、血液検査、感染症の検査、腹部超音波検査、CT検査などを行います。
陰部の痛みの治療
陰部の痛みの治療は、原因となる病気によって異なります。
細菌感染が原因の場合には、原因菌に応じた抗菌薬を使用します。性器ヘルペスなどのウイルス感染が原因の場合には、抗ウイルス薬を使用したり、痛みを和らげるための治療を行ったりします。
陰部の痛みを引き起こす病気にはさまざまなものがあるため、自己判断で市販薬を使用すると、症状が長引いたり悪化したりすることがあります。
また、原因が性感染症の場合には、パートナーに感染する可能性があるため注意が必要です。必要に応じて、パートナーの検査や治療が必要になることもあります。
痛みが続く場合や、発疹、尿道からの分泌物、排尿時痛、精巣の腫れなどを伴う場合には、自己判断せず、早めに泌尿器科を受診して検査や治療を受けることが大切です。
鼠径部の痛み
鼠径部の痛みについて
鼠径部とは足の付け根、股関節の前方に位置する部位を指します。鼠径部に痛みやしこりなどの症状が現れている場合には、何らかの病気が関与している可能性があります。鼠径部に痛みやしこりを引き起こす病気にはさまざまなものがあり、中には早期治療が必要な重篤な病気のケースもあるため、気になる症状が続いている場合にはできるだけ早めに当院までご相談ください。
鼠径部の痛みの原因
鼠径部に痛みやしこり、腫れなどがある場合には、リンパ節の腫れ、鼠径ヘルニア、筋肉や腱の炎症、尿路結石、精巣や精索の疾患、前立腺炎、性感染症など、さまざまな原因が考えられます。
多くは良性の原因ですが、早めの対応が必要な病気が隠れている場合もあります。症状が続く場合や、しこりが大きくなる場合、発熱や強い痛みを伴う場合には、早めに泌尿器科へご相談ください。
鼠径部の痛みを引き起こす代表的な病気には、以下のようなものがあります。
鼠径部の痛みの検査
視診や触診で鼠径部の状態を確認し、必要に応じて尿検査、血液検査、超音波検査、CT検査などを行います。
鼠径ヘルニア、精巣・陰嚢の病気、尿路結石、リンパ節の炎症などが疑われる場合には、検査結果をもとに原因を確認します。
運動器疾患が疑われる場合や、MRI検査が必要な場合には、適切な専門医療機関へご紹介いたします。
鼠径部の痛みの治療
鼠径部の痛みの治療は、原因となる病気によって異なります。
炎症や痛みに対しては、症状に応じて薬による治療で経過をみることがあります。
慢性骨盤痛症候群が原因の場合には、症状が良くなったり悪くなったりを繰り返すことがあり、長期的に治療や生活習慣の見直しが必要になる場合もあります。
また、鼠径ヘルニア、精巣捻転、婦人科疾患、運動器疾患などが疑われる場合には、必要に応じて適切な専門医療機関へご紹介いたします。
よくある質問
鼠径部が痛む場合には、何らかのがんの可能性がありますか?
男性で骨盤が痛む場合の原因は何ですか?
男性で慢性骨盤痛症候群と診断された場合には、射精禁止となりますか?
慢性骨盤痛症候群では、射精時の痛みや、射精後の違和感・会陰部痛などを感じることがあります。
ただし、射精そのものによって病気が大きく悪化するとは限らず、一般的に射精が禁止になるわけではありません。
症状が強い時期には無理をせず、痛みや違和感が長引く場合には、治療内容や生活上の注意点について医師に相談することをおすすめします。
女性の鼠径部が痛む場合に考えられる病気は何ですか?

